フリーローンは使途が自由なローンです。
反対に資金使途が決まっているローンは、目的別ローンと呼ばれ、マイカーローンや住宅ローンがそれに当たります。
フリーローンは、たとえば、生活費や旅行代、ショッピングなど様々な用途に自由に使うことができます。
同様に資金使途が自由なローンにカードローンがあります。
大きなくくりでは、カードローンもフリーローンの一種となります。
ただし、一般的には、カードローンは限度額の範囲なら何度でも借り入れできるのに対して、フリーローンは一度借りたらあとから追加の融資が受けられないローンを指します。
●フリーローン使用目的が自由な個人向けローン |
・カードローン |
●目的別ローン使用目的が決まっている個人向けローン |
・住宅ローン ・自動車ローン ・教育ローンなど |
そのため、フリーローンは必要となる金額がはっきりとわかっている人向けのローンとなります。
一方、必要なときに必要な額を繰り返し利用したい場合は、カードローンが便利です。
利用目的に合わせて、フリーローンとカードローンを使い分けて役立てましょう。
フリーローンとは使用目的が自由な個人向けローンです(事業性資金は不可)。 フリーローン商品は主に銀行で取り扱っています。 申込み時や融資開始後に使用目的の申請や、それを証明する書類の提出が必要な場合があります。 カードローンと同様で借入には審査を受ける事になります。
使用目的 | 自由 ※事業性資金は不可 |
限度額 | 最大200万円~1,000万円ほど |
必要書類 | 本人確認書類・収入証明書類 |
審査スピード | 3営業日程度 |
借りられる回数 | 初回の1度だけ |
返済回数 | 月に1度 |
随時返済 | 繰り上げ返済に手数料が必要 |
カードローンとは、特定の目的がない場合もお金を借りる事ができる個人向けローンです。
カードローン商品は銀行・消費者金融などで取り扱っています。
借入をするためには申込みを行った後、審査を受ける事になります。
審査では返済能力や信用力を測ります。
すでに複数の金融機関から借入ている方や安定した収入がない方は審査に通らない可能性があります。
同時に複数の金融機関へ申込みをする事も審査に落ちる原因になりますので、急いでいる時でも注意が必要です。
使用目的 | 自由 ※事業性資金は不可 |
限度額 | 最大500万円~1,200万円ほど |
必要書類 | 本人確認書類・収入証明書類 |
審査スピード | 最短申込み当日~ |
借りられる回数 | 限度額の範囲内なら何度でも |
返済回数 | 月に1度 |
随時返済 | 繰り上げ返済が自由にできる |
フリーローンを利用する際には、他のローンと同様に審査が行われます。
この審査に通ることで初めて、お金の借り入れができるようになります。
フリーローンの審査基準にはいくつかあり、中でも重視されるのが申し込み者の収入状況です。
業者では貸したお金は確実に返済してもらいたいため、安定した収入がある人かどうかが審査されます。
具体的には、定職に就いているかが確認されます。
企業に勤めている人間であれば収入が安定しているため、業者も安心して融資することができます。
入社して何年になるかといった、勤続年数も確認されます。
勤続年数の長い人間なら収入が多いことが予想されますし、会社からも信頼を得ていると考えられることから、審査に通りやすくなります。
逆に転職してまだ間もない人の場合、再び離職してしまうのではないかと推測され、審査に悪い影響を与えてしまうこともあるようです。
他からの借り入れがあるかどうかも、フリーローンの審査基準としてあげられます。
申し込み時に返済中のローンがあると、新たな借り入れを行っても返済できなくなってしまう可能性があるからです。
同じように複数の会社からお金を借り入れている人も、返済が滞るリスクがあるとみなされてしまいます。
過去にローンを利用している人でも、すでに問題なく返済を終えているのであれば審査に通る可能性が高くなります。
◇もっと詳しく知りたい方におすすめ記事